第一章 “モノを持つほど豊かになる”を否定した映画
あの名作「ファイトクラブ」。
社会に対するアンチテーゼとして完璧だった。
ブラッド・ピット演じるタイラー・ダーデンが言い放つ。
「お前が所有していると思ってるモノが、お前を所有している」
──あのセリフは当時、
“消費社会の虚しさ”を撃ち抜いた名言だった。
確かに90年代、
株もインデックスも仮想通貨も一般人には縁がなかった。
モノ=ステータス=幸福。
そんな単純な資本主義をぶち壊すのが、あの映画のテーマだった。
だが──時代は変わった。
第二章 今は通貨が溶ける時代。モノを持たない=燃える通貨を握ること
今の資本主義は、
当時とは真逆のステージに突入している。
国家は金を刷り、通貨価値は下がり続ける。
「ミニマリズム」という言葉に酔って、
“持たないこと”を誇りにしている連中。
でもな、
それはもう通貨という氷を手で握ってるようなものだ。
ファイトクラブが批判した“物質依存”を避けようとして、
“通貨依存”に堕ちてるんだよ。
モノを持たない=燃える紙を信じる。
つまり、資本主義ゲームで最も焼かれるポジション。
第三章 ファイトクラブの理想を真に理解するなら、“モノの上位構造”を持て
タイラー・ダーデンが本当に言いたかったのは、
「自分の価値を外部のブランドや消費で決めるな」ってこと。
だが勘違いしたヤツらは、
“何も持たないこと”を信仰し始めた。
あれは哲学じゃなくて逃避だ。
現代で彼の思想をアップデートするなら、こうだ。
──モノに支配されるな。
だが、モノを支配する構造を持て。
つまり、
消費者でなく株主になれ。
ブランド品を買うんじゃなく、
そのブランドの株を買え。
車を買うんじゃなく、
自動車メーカーの配当を受け取れ。
それが“2025年版のファイトクラブ的生き方”だ。
第四章 通貨が溶ける世界では、“物質史上主義”が合理
通貨の価値が減る社会では、
“モノを持つほど豊かになる”は、もはや幻想ではなく現実。
円を寝かせるより、
車、家、家電、株、仮想通貨、ワイン、アート。
形あるものに変えるほど、価値は守られる。
経済の火が強まるほど、モノの価格は上がる。
つまり、ギラギラした物質主義こそが合理性。
「欲に正直な人間」が生き残る時代なんだよ。
大量生産・大量消費の波を拒否しても、
波そのものが押し寄せてくる。
だったら波に乗れ。
消費する側じゃなく、供給する側として。
第五章 “ポエムを量産するミニマリスト”に未来はない
SNSには、
「心の豊かさ」とか「持たない自由」とか言いながら、
現実では家賃に追われ、老後に怯えてる自称ミニマリストがいる。
悪いが、それは自由でも悟りでもない。
ただの金融的無防備だ。
ファイトクラブが描いた“反資本主義”は美しかった。
だが今の時代、あれに感化されて
「持たない」「使わない」「投資しない」では、
真っ先に焼かれる側になる。
通貨が溶けるこの世界では、
ギラギラした欲望こそ生存戦略だ。
少なくとも、
よくわからんポエムを量産するミニマリスト界隈よりは、
物質を所有し、投資を積むヤツの方が圧倒的に強い。


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