成果主義で評価されたい?
頑張ったら報われたい?
結果を出せば上にいけるって信じたい?
──その発想自体が、まだ“労働者の領域”なんだよ。
確かに、成果主義は時代の流れだ。
「頑張った人が評価される社会」と言われると聞こえはいい。
でもな、冷静に見ろ。
成果主義で勝ち続けるヤツの背後には、常に“資本主義の構造”がある。
わかりやすく言う。
成果主義=毎回自分で戦って勝ちにいくルール
資本主義=“勝手に勝てる仕組み”を作って、あとは見てるだけのルール
どっちが強いか、もう分かるよな?
成果主義の落とし穴はここだ。
・一度成功しても、次に失敗すればゼロ評価
・常に動き続けなければならない
・プレッシャーと競争から逃れられない
短期的には輝けるけど、長期戦で消耗し尽くされる。
一方、資本主義で設計された仕組みは違う。
・一度作ればずっと動き続ける
・自分以外の誰か(人・金・仕組み)が勝手に働く
・競争から降りて、支配側に回れる
これが、“資本を持つ者”だけがたどり着ける世界。
ここで気づくべきなのは、
“資本”って別にカネだけじゃないってことだ。
・影響力
・発信力
・フォロワー
・信用スコア
・スキルと実績のポートフォリオ
これ全部、資本になる。
資本主義ってのは、「資本を持って、それに働かせる仕組み」を作るゲームだ。
成果主義で勝とうとするヤツは、ずっと自分が主役で戦場に出る。
でも資本主義で勝つヤツは、自分が“フィールド”を設計する側に回る。
お前がプレイヤーで走り回ってる間に、
ヤツらはスタジアムを貸して儲けてる。
ドリンク売って儲けてる。
観客の視線を使って広告で儲けてる。
ここが、“労働”と“設計”の圧倒的な差。
たまに「オレ、成果主義の会社で結果出してます!」って自信満々のヤツいるけど、
そいつはまだ気づいてない。
「その成果のすべてが、会社の資本に吸われてる」ってことを。
その頑張りが、自分に資本として残るか?
それとも、会社の業績として処理されて終わるのか?
ここを見抜けるかどうかで、人生のレベルは一気に変わる。
結論:
努力を成果に変えるのは当然。
でもそれを“資本”に変換しないと、いつまでも使われる側のままだ。
お前がこの世界で自由を得たいなら、
「どこで勝つか」じゃなく「何で支配するか」を考えろ。
それが、資本主義の正解ルートだ。
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