じゃあどうする?|インフレ時代を生き抜く“強い資産”の選び方

資産運用

第一章 ルールが崩壊した後、何をすべきか

前回話した通り、
“4%ルール”のような固定思考は、
もうこの時代では通用しない。

では、俺たちはどうするべきか?
答えはシンプルだ。
「弱い資産を避け、強い資産を持つ」
そしてそれを“定期的に見直す”こと。

つまり、「持ちっぱなし」や「信じっぱなし」こそ最大のリスクだ。
市場は常に変わる。
ゆっくりと溶ける法定通貨、暴走するAI、資源の奪い合い──
この変化を前提に、資産を“動的に”管理する時代に入った。

第二章 弱い資産を避けろ

弱い資産とは何か?
それは、インフレに負ける資産、つまり「現金」と「低金利債券」だ。

日本円を貯金しても、購買力は毎年目減りしている。
国債や定期預金も、名目では増えても実質では減っている。
安定を装うが、“ゆっくり死んでいく資産”なんだ。

さらに、
不動産の一部、特に賃貸利回り目的のワンルーム投資なども危険。
人口減・修繕費・金利上昇──トータルでは“マイナス資産”に化ける可能性がある。

弱い資産は「現金」「債券」「高齢化依存型不動産」。
これらは“守っているようで、守れていない”。

だからまずやるべきは、
弱い資産を減らすこと。

第三章 強い資産を持て

では、何が“強い資産”か?
答えは時代によって変わる。
だが今のフェーズでは、以下の3つが鍵になる。

テクノロジー資産
 AI・量子・半導体・インフラ・ロボティクス。
 「未来を支配する構造」を握る企業やETF。
 これらは世界の成長エネルギーそのもの。

実物・有限資産
 金・銀・レアアース・エネルギー・土地(立地限定)。
 人類が生きていく限り必要なもの。
 通貨が溶けても、価値は物理的に残る。

分散型資産(暗号・分散金融)
 ビットコイン、イーサリアム、ステーブルコイン。
 国家や銀行のバランスシート外にある“自由の資産”。
 この領域はまだ荒野だが、未来の保険になる。

強い資産とは、
「インフレを利用できる」「人類の未来に連動する」「供給が限られる」もの。
これらを中心に置くことが、“資産の筋トレ”だ。

第四章 ポートフォリオを“定期的に”見直せ

最も重要なのはここだ。
投資の世界に「永遠に安全な配分」なんて存在しない。

ポートフォリオとは、“生き物”だ。
環境に合わせて、常に進化させなければならない。

たとえば、
インフレ率が上がったら、現金を減らして実物資産へ。
AI銘柄が加熱しすぎたら、リスク分散でリバランス。
金利政策が変わったら、レバETFの割合を調整。

これを3か月〜6か月ごとに見直す。
「長期投資」とは“放置”ではない。
長期的に勝ち続けるように動的最適化することだ。

資産を“積み立てる”時代から、
資産を“設計し直す”時代へ。
これが令和の投資家に求められる感覚だ。

第五章 結論:攻守のバランスを意識せよ

守る資産:インフレに強い現物・安定配当・キャッシュフロー資産
攻める資産:AI・量子・暗号・テーマ型ETF・レバレッジ商品

この“攻守のバランス”を常にチューニングする。
これこそ、現代版の複利戦略の最適解だ。

「守り切る」でもなく「攻め続ける」でもない。
状況を読み、速度を合わせ、リスクを再設計する。

それが“背面攻撃投資法”の進化形。
4%ルールを信じて老け込むのではなく、
インフレの波を利用して若返るように資産を回せ。

通貨は溶ける。だが、構造を読めばカネは増える。
これが現代の“生きる防衛術”だ。

某大手企業勤務。年収1000万、管理職。
積立投資で資産を複利で膨らませるのが趣味。
筋トレ、サウナ、ゴルフ、海外旅行が生き甲斐。

「金も時間も自分でデザインする」をモットーに、
凡人マインドをぶった斬るコンテンツを発信中。

仕事では上に上がり、余剰資金は投資に回し、
休日は高級ホテルでチルアウト。

自己啓発より、行動と資本主義の仕組みを信じる。
「言い訳しない」「積むだけ」を徹底する人間です。

【得意なテーマ】
・投資の複利設計
・自己管理(筋トレ・食事・睡眠)
・マネジメント
・副業と発信の仕組み化
・凡人から抜ける思考
・資本主義で勝つ戦略

【読者へのメッセージ】
「無理しないでいいよ」なんて言葉は一切置いてません。
行動するか、黙って凡人でいるか。
選ぶのはお前だ。

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