「まずは貯金しなさい」
「堅実なのが一番」
「借金は悪、現金は正義」
──ガキの頃から、こう刷り込まれてきたヤツ、多いだろ。
でもその常識、今の時代には通用しない。
むしろ“貯金こそが最大のリスク”になってることに気づけてないヤツが多すぎる。
そもそも、なぜ貯金=安心だと思わされてるのか?
答えは簡単。
国がそう教えてきたからだ。
教育もメディアも、
「真面目に働いて、無駄遣いせず、コツコツ貯金して老後に備えましょう」
このテンプレを何十年も垂れ流してきた。
だから、ほとんどのヤツは“思考停止”で貯金を正義だと信じ込む。
でもな、それは国側の都合なんだよ。
「国民全員が投資でリスクを取ったら、国の財政が回らなくなる」
「年金に頼るな」と言いつつ「自己責任で貯金しろ」と誘導してるだけ。
そしてもう一つの原因は、“親世代の成功体験”だ。
親の時代(昭和〜平成初期)は、
・銀行に預ければ年利5%とかついてた
・土地も給料も右肩上がり
・終身雇用、年功序列が機能してた
だから「貯金してればなんとかなる」が通用したんだよ。
でも今はどうだ?
・銀行預金は年利0.001%
・物価は上がってるのに給料は据え置き
・将来も不透明で年金もアテにならない
──完全に別ゲーだろ。
にも関わらず、今も「貯金が趣味です」とか言ってるヤツ。
ハッキリ言って、情報アップデートできてない情弱だ。
「現金があれば安心」って感覚は、
もはや“お守り”にすぎない。
問題は、そのお守りが時間と共に腐っていくという事実を理解してないこと。
もうひとつ根強いのが、
「投資=ギャンブル」「借金=悪」というマインド。
これは戦後教育の名残でもあるし、
マネーリテラシーをあえて育ててこなかった日本の教育の限界でもある。
政府は「NISAやって!」とか言い出したけど、
急に舵切っても、土台が育ってないんだよ。
つまり、日本人は“投資の免疫”がないまま大人になってる。
だから「減るのが怖い」「損するのが嫌だ」となって、
結局“貯金が正義”という古びた呪文にしがみつく。
だが現実はもう動いてる。
・世界中がインフレで物価上昇
・米国株は年平均7〜10%で伸びてる
・富裕層は資産を「増やすゲーム」で戦ってる
そんな中で、日本人だけが「減らさないように守るゲーム」を続けてる。
これ、戦場を間違えてんだよ。
貯金は悪とは言わない。
でも、“貯金だけ”を正義にしてるヤツは、
間違いなく搾取され続ける。
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