お前ら、たまに聞くんだよ。
「なんでそんなに偉そうに“お前”呼ばわりするんですか?」って。
「誰に向かって話してるんだ?」って。
「言葉をもう少し選んだ方がいいと思う」って。
今日は答えを教える。
「お前」とは、過去の俺だ。
まだ何もできなくて、
口だけで、
言い訳ばかりして、
何一つ積めてなかった頃の俺に向けて話してるんだよ。
昔の俺は何でも他人のせいにしてた。
「環境が悪い」
「タイミングが悪い」
「才能がない」
いつも心の中で言い訳を探してた。
でもそんな自分を一番軽蔑してたのも、他ならぬ俺自身だった。
だから今こうして発信してる言葉は、全部当時の自分にぶつけてる。
甘えてんじゃねえって。
動けよって。
黙って積めよって。
「お前」と呼ぶのは、自分に言い聞かせるためでもある。
過去の弱い自分に、目を逸らさせないためだ。
逃げてた俺に、二度と同じ道を歩かせないためだ。
もしお前がこの言葉にイラッとするなら、それはたぶんお前もどこかで自分を甘やかしてるからだ。
過去の俺みたいにな。
だからこそ、余計に刺さる。
でもそれでいい。
俺は「優しく寄り添ってあげる言葉」よりも、「グサッと刺す言葉」を選ぶ。
あの頃の自分が必要としてたのは、慰めじゃなくて痛烈な現実だったからだ。
お前がどんなにイラつこうが、嫌おうが、関係ない。
俺は過去の自分を置き去りにしないために話す。
弱かった自分を殺さず、叩き直すために話す。
だからこの言葉は、全部俺自身へのアドバイスだ。
全部「お前=過去の俺」に向けて言ってるんだ。
もしお前にも刺さるなら、同じように這い上がってくれればいいと思ってるだけだ。
      
      
      
      
  
  
  
  

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